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施設の業績を向上させたい

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

経営計画の作成(2)

掲載日:2016年12月19日

みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。

では、具体的に経営計画の作成のポイントをご紹介していきましょう。


「利益追求型計画より」も「理念追求型計画」が良い
3年後、5年後のビジョンを明確に打ち出す
「事業計画」ではなく、「経営計画」である
新規開設や新規事業が多い法人・企業は短期ではなく中長期計画が良い
単年度計画では目先に捉われてしまうため、現状の延長線上にしかない
絵に描いた餅にならない工夫(経営方針発表会の実施、毎月経営計画改革会議の実施、公開性を高める)
「計画なんて計画に過ぎない」でも構わない。
         

経営計画は現状からビジョンを示し、
そのビジョンに到達するためのナビゲーションです。

それを年度ごとに区切り、明るい未来を描きながらも、
一方では非現実的にならず、現実可能なアクションを
描くことが大切です。


また、よく「計画なんて絵に描いた餅だ!」という方が
いますが、上場企業やベンチャー企業の中でも成長企業
と言われる企業に経営計画がない企業は見たことがありません。


つまり、仮に絵に描いた餅になるとしても、その計画が
あることで、何か迷ったり、彷徨ったりした際に立ち返れたり、
組織の活動自体を評価することができたり、次に生かすことが
出来るのです。


当然ないよりはあった方が良いに決まっています。



次回は具体的な作成方法をお伝えしたいと思います。
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