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保育業界成功事例

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

職員定着への取り組み

掲載日:2016年10月17日

皆さん、こんにちは
船井総合研究所の服部です。

今週の日曜日は、
新時代保育園・幼稚園経営研究会でした。

現在、全国の保育園・幼稚園の事業者様が集まり、
私の担当は人財開発でした。

もちろん、保育園は新園が増えている中で、
新規採用の話に行きがちですが、
人財開発で盛り上がった話が、

「他職員を否定し、辞めていく種になっている」
「法人の方針とは合わないが残っている」

そのような職員の対策への取り組みをされている法人様がいました。

その職員は、主任保育士として役職者であったため、
法人上層部も現場保育士もこの方に振り回されている状態でした。

そこで、この法人様がよりよい組織となっていけるように、
取り組まれたのは「キャリアパスの明確化」でした。

各役職に求められる
・仕事への姿勢
・スキル
を明確にすることで問題の種がなくなりつつあるとのことでした。

保育士のスキルに依存して保育園運営をしてきた法人にとっては、
キャリアパスを明確にすることで、今法人に合わない方は離れていきますし、
法人の実現したいこととキャリアパスが一貫することで職員の育成にもつながります。

今、保育士が取りずらい環境になってきているからこそ、
職員がどのようなキャリア形成をしていけるのか法人としての方針を
明確に示していかなければなりませんね。


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