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保育事業を立ち上げたい

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

新規参入が急増!失敗しない保育士採用(5)採用USP

掲載日:2016年9月20日

みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。

保育事業に新規参入する際、保育園を新たに開園する際には
保育士採用は大きな課題、ミッションとなります。

そこで、前回から失敗しない採用をするための戦略的採用手法について
お伝えをしています。

重要なのはこちらです。


・求める人材像(スキル、マインド)
・採用ターゲット
・採用条件
・採用USP
・採用担当・採用体制
・採用目標・採用予算
・採用フロー・採用KPI
・採用方程式
・採用スケジュール


今回は、採用USPについてお伝えしていきます。


USPとは、ユニークセリングポイント、つまり長所や強みを
指します。


採用において、自社の強みになる部分を抽出し、それを全面的に
出していくことが重要です。


これは保育業界に限らず、どんな採用の場面においても言えることです。



特に保育士採用の場合、以下を強みとして設定する園が多いようです。


・新園、オープニング
・アットホーム、あったかい雰囲気
・仲良し
・柔軟な働き方、勤務形態
・福利厚生の充実
・教育機会、キャリアアップ機会がある
・駅近、アクセスが良い
・〇〇教育を行ってます


他にもありますが、これらは特に多いです。


ただ、このような打ち出しが随分増え、今では中々差別化はできません。


そんな中で差別化するためにはどうしたら良いでしょうか?


とてもシンプルですが、


「これらをさらに細分化、具体化すること」


です。


例えば、「職員の仲が良い職場です!」と言われても何の信ぴょう性もありません。

本当にその部分が強みなのであれば、具体的に打ち出す必要があります。



「当園は3年間で離職率5%、2名しか辞めていません!」


と打ち出すのです。


その流れで、メッセージとして、「当社の職員が辞めない理由を実際に聞くと・・・」
と繋げていきます。



USP、つまり長所や強みは究極まで具体的にしないと長所にもならないし、
強みにもなりません。


是非強力なUSPを作り出してください。

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