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明日の認可保育所の経営を考える

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

認可保育所がこども園になるという選択肢(1)

掲載日:2016年4月16日

みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。


さて、今回からシリーズで、


「認可保育所がこども園になる選択肢」


を一緒に検証していきたいと思います。



内閣府の統計によると、平成27年4月時点で認定こども園は、
2836施設だと発表しております。
http://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/links/pdf/kodomoen27.pdf


平成26年が1360施設ですから、1476施設も増えたことになります。

この内訳を見てみますと、

・幼稚園から移行・・・639施設
・保育園から移行・・・1047施設
・認可外から移行・・・38施設
・新規開園・・・16

ということで、移行数と上記内訳の合計が合わないのは、複数の施設が
1つに施設として移行した場合を含むからだそうです。


つまり、幼稚園よりも、保育園から移行した件数の方が多いのが
分かります。


確かに幼稚園は母数が約8000施設、保育園は34,000施設ですから、移行率
で言えば、幼稚園の方が圧倒的に高いですが、件数だけでみると幼稚園の
倍も移行したということになります。


つまり、保育園がこども園になるという動きを無視することは
出来ないレベルになっているということをまず知る必要があります。



それにあたって、やはり移行のメリットとデメリットを把握しておかなければ
なりません。


次回からそちらをお伝えさせていただきます。

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