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保育経営の基本を知りたい

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

保育士定着の一手!賞賛の仕組み化(1)

掲載日:2015年12月28日

みなさん、こんにちは

船井総合研究所の服部雄太です。

今年も残すところ、一週間を切りました。

今年はどのような一年になったでしょうか?
幸いなことにお付き合い先は、
○地方法人が都内で認可保育園を開園する運びとなった
○認可外保育所が小規模保育を開園する運びとなった
○保育士新卒採用が(前年16名)28名まで決まった
○保育士の横と縦の繋がりを強化する仕組みを取り入れ離職率が3%になった。

などなど、新制度開始後、
いい意味で激動の一年となった事業者様が多いのではないかと思います。

来年度、さらに採用・定着が厳しくなることが予想されるため、
保育士の離脱を避けるための環境づくりを紹介していきます。

第一回目は、"賞賛"を与えることで、定着を促すことです。


保育士の1日の業務時間を想像してください。

この1日の勤務時間の中で、

先輩などから指導(否定)される時間
連絡帳などの業務時間
保護者対応の時間
職員ミーティングの時間
子どもに向き合う時間
先輩などから賞賛される時間

の割合はどのようになっているかご存知でしょうか?


上に書かれている項目(先輩などから指導(否定)される時間)
から順番にいかに時間を短くしていき、下の項目(先輩などから賞賛される時間)
を長くしていくかで保育士の定着は変わってきます。

ぜひ、現状でどれくらいの割合の時間にあるかを「仕事たな卸しシート」
などを活用して整理してみましょう。

「先輩などから賞賛される時間」を最大限伸ばすのは、難しいかと思いますが、
定着率の高い施設が一日の中でどのような取り組みを行っているかを
次回からお送りします。

よいお年をお過ごしください。


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