保育経営ナビ » 明日の認可保育所の経営を考える » 今年の幼稚園の募集結果から分かること(3)

明日の認可保育所の経営を考える

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

今年の幼稚園の募集結果から分かること(3)

掲載日:2015年11月28日

西日本でコンサルティングのご支援をしている某幼稚園では、ある未就園児教室
から90%以上が入園をしてくるのですが、今年そのうち20%が入園をしなかった
そうです。


その保護者の理由は、


「教育するならこちらが良いが、どうしても預かり時間が短いので、、、」


というものだそうです。


この方々は普通ならば保育園希望者なわけです。


しかし、それでも幼稚園を検討したわけですが、やはり難しいということで
断念をされました。


逆に言えば、この幼稚園が預かり保育を18時半くらいまで行っていれば、
この方々は入園しています。


保育園ではなく、幼稚園で預かり保育を利用して通うわけです。



前々回お伝えしたとおり、保護者もなんとなく新制度やこども園の情報が
入り始めています。

その中で、3歳以降の幼稚園希望者、つまり教育を求める保護者が増えている
実態は否めません。



そんな中で、保育園として今後どのような方向性を打つべきなのか。



その具体的な方法を次回からお伝えしていきます。
カテゴリ:
保育園・保育所・託児所の開園・開業 保育士の求人採用 保育経営セミナーのお知らせ
保育園児募集無料ツール 保育園経営コンサルティング 保育園M&A
保育経営ナビにお問合わせ