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明日の認可保育所の経営を考える

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

今年の幼稚園の募集結果から分かること(2)

掲載日:2015年11月20日

みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。


さて、前回に引き続き、今年の幼稚園の募集結果から
特徴的な傾向を掴んでみたいと思います。


ある東京の幼稚園では、通常の預かり保育の時間にカリキュラムを
設定するコースを設けています。


つまり、


「幼稚園に通いながら、午後の預かりもしてもらい、かつその時間も
教育を受けることができる」


というもの。


この結果について、保育園からの転園者約30人も含めて90名以上も
願書購入者が出てきました。


昨年に比べると、1.5倍程度増えています。



これは、このコースの認知度が年々高まってきているのは事実ですが、
それ以上に明らかに保護者の心理が変化してきていることを感じます。



それが、「3歳以降の幼稚園志向」です。


2歳までは保育園で、3歳以降は幼稚園で。


そんな流れが確実に強くなってきています。


この傾向を考えると、保育園としても、3歳以上の教育に対する考え方
を少し変えていかなくてはならないかもしれません。


そして、これはあまり地方と都心で関係がないように感じます。


ぜひ参考にしてください。

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