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保育経営の基本を知りたい

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

シェアから考える人気園の条件(2)

掲載日:2015年8月22日

みなさん、こんにちは。

船井総合研究所の服部雄太です。

前回は、自園が地域からどのくらい支持されているのか
計算する手法をお伝えしました。

今回は、計算より得られたシェア率より次の施策は何かを考えていきます。

まず、計算から導き出されたシェアのいずれにあたるかを確認ください。

シェア

独占シェア

74%

相対的独占シェア

55%

相対シェア

42%

寡占化シェア

31%

①トップシェア

26%

トップグループシェア

19%

②優位シェア

15%

影響シェア

11%

③存在シェア

7%

非存在シェア

3%



トップシェアを超えている園の場合、
現在の顧客に新たなサービス付加をする」
 例)子育て支援事業、学童・児童館の指定管理、民間学童事業、習い事(スクール)事業など、0-6歳までの期間であった接点を新たなサービスを付加することで、長くお付き合いする。

シェア26%を超えている園は地域一番園であると言えます。
今後もシェアを高めていくために、利用者や職員満足を高めていくことをやっていきますが、より多くの利用者に支持頂けるためには、他のサービスを付加していくことが経営のポイントとなります。

優位シェア付近のシェア率の園の場合、
原則、潜在利用者を集めるために、
○子育て支援事業(親子登園)
○子育て支援事業(親子分離)+一時預かり
の流れ、道筋をしっかりと整えることです。

子育て支援事業を行えていない保育園については、
自主事業でもいいため、親子向けの定期イベントを月1~2回は実施していきましょう。


③存在シェア付近のシェア率の園の場合、
認知いただくための媒体は整理できていますでしょうか?
○ホームページ開設
○ポータルサイト登録
○役所への案内状設置
○ポスター掲載(郵便局やスーパーなど)
○産婦人科・クリニック・病院への案内設置
○イーゼル看板の設置
など、あらゆる媒体から園のことを知ってもらえるよう整備をする必要があります。

上記の整備ができた後には、「優位シェア」で紹介した施策を準備していきましょう。

今後、幼稚園と保育園の垣根がますますなくなってきます。
認可保育所といえど、(エリアによって変わりますが)1~3年の間に園児募集の考え方と仕組みを入れないと

「急に子どもが来なくなったね...」

と悩みがひとつできる可能性があります。

認可保育所は、まだ待機児童がおり、猶予はあるため、人口減少や保育園定員増加による過剰供給が来る2020年までにしっかりと準備をしていきましょう。


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