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保育事業を立ち上げたい

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

フィージビリティスタディを行おう!(3)

掲載日:2015年8月22日

みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。


さて、シリーズで、最近船井総研へのご相談として特に中堅・大手
企業様からのオーダーとして増加しているフィージビリティスタディ
(事業の実現可能性分析)の方法についてお伝えしたいと思います。


まず、フィージビリティスタディを分別すると、

1.市場性分析
 ・市場動向分析(PEST・市場規模・成長性・予測・顧客)
 ・プレイヤー動向分析(展開パターン・モデル分類)
 ・参入モデルベンチマーク(展開パターン・モデル分類)

2.事業性分析
 ・収益性分析(業態別収支・CF・業態特性)
 ・リスク分析(想定リスク・リスクヘッジ)
 ・既存事業連携分析

3.展開戦略
 ・ビジョン・ロードマップ策定
 ・USP設定
 ・アライアンス・M&A検証
 ・エリア戦略
 ・STP戦略
 ・中期事業数値計画
 ・実行計画

となります。


今回は1についてご紹介します。



一般的に新規参入における市場分析は、

・そもそもどれだけのマーケットがあるのか?
・これからも伸びるマーケットなのか?
・どんな外部要因がどのように影響しているのか?
・どんなトレンドがあるのか?
・顧客はどんな特徴があるのか
・どんな企業が影響力があるのか?伸びているのか?伸びている理由は?

などを知るための作業です。


そのために、


1.市場性分析
 ・市場動向分析(PEST分析・市場規模・成長性・予測)
 ・顧客分析
 ・プレイヤー動向分析(展開パターン・モデル分類)
 ・参入モデルベンチマーク(展開パターン・モデル分類)

といった工程を踏むのです。


まず市場動向分析ですが、保育業界はPEST分析に特徴を持つ業界です。

PESTとは、

Politics(政治)
E= Economy(経済)
S=Society(社会)
T=Technology(技術)


であり、PやSに大きく左右されます。

つまり、マクロに外部環境を捉える際には、まず「制度」の詳細を知らなければ
全体が掴めません。


是非担当者様は、それらを研究するところから始めてください。


私の著書も何か参考になればと思いますので、記載しておきます。
http://www.amazon.co.jp/How-nual-Shuwasystem-Industry-Trend/dp/4798043109/ref=dp_ob_image_bk

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