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明日の認可保育所の経営を考える

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

認可保育所の財務対策(5)

掲載日:2015年8月 7日

みなさん、こんにちは。

全国的に認可保育所の開設が進み、多様な実施主体も参入してきていることで、
認可保育所の収支、財務についてのご相談が増えています。

そこで、シリーズで、

・収支構造
・人件費の考え方
・弾力運用
・本部会計の考え方
・財務指標

などのポイントをお伝えしていきたいと思います。

今回は、「財務諸表」についてです。



社会福祉法人の財務諸表は、

1.財産目録
2.貸借対照表
3.収支計算書(資金収支計算書、事業活動収支計算書)

に分かれます。


財産目録は貸借対照表と意味合いはほとんど変わらず、書き換えた
ようなものです。

貸借対照表は一般企業でも使うものと同じですね。


そして、資金収支計算書は一般企業で言うところの、キャッシュフロー計算書
のようなものです。


最後の事業活動収支計算書は、一般企業で言うところの損益計算書(P/L)です。



やはり、社会福祉法人と言えども、財務諸表は非常に重要であり、会計士や税理士
から定期的な診断を受ける必要があります。


一般企業の経営者であれば、かなり意識の高い人が多いのですが、社会福祉法人の
場合、意識が高いのはほんの一握りの経営者で、それ以外の経営者はほとんどじっくり
見たこともないという人もいます。


やはり、今後は財務力を高めていく必要があります。


企業や法人にとって、お金は動脈・静脈です。


是非参考にしてください。
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