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保育経営の基本を知りたい

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

小規模保育における連携施設の作り方(5)

掲載日:2015年6月15日

みなさん、こんにちは。
船井総研の服部雄太です。

今回は、連携施設を設定する上で、
・認可保育所
・私立幼稚園
・こども園
とのアポイントメントと提案の方法についてお伝えしていきます。

これまで4回に渡り、事前準備の手法をお伝えしてきました。

こちらの事前準備がしっかりとできた上で、
次は実際にアポイントメントを取っていきます。

ポイントは、私たちは何を与えることができるかです。

子育て支援講座の共催、研修担当者による研修会の主催、
自社における関連施設の共同使用提案など、自分たちが
与えられるリソースで何が提供できるかを考えることです。


アプローチの流れとしては、
①代表者の依頼と要件(小規模保育所開設における連携の相談)
を伝えて、代表者に変わってもらう。

代表者の名前が不明な場合、現場保育士が出た地点で名前を確認。
例)「次回から理事長先生にお電話を直接お繋ぎいただきたいのですが、
どなたにご連絡したらよろしいですか?お名前は?



②代表者に「小規模保育開設にあたり、連携して運営を行っていきたくご連絡しました」と
お伝えし、園のすばらしい点や尊敬している点、そして、小規模保育として実現していきたい
子育て支援を実現していることを褒める。

実際に、連携する上で与えられるポイントをお伝えし、一緒に地域の子育て支援を行っていく意志
をお伝えしていきます。

保育課の○○さんに連携施設の助言を得たところ、「○○様に会っておいた方がよいと言われた」
と代表者に伝えることで、より会える可能性は高まるので、事前に保育課にはヒアリングしておきましょう。

③複数日いらっしゃる日をお伺いして、訪問のアポを取る。
もし、アポが取れない場合、園概要だけお持ちさせてくださいとアプローチ


以上が、アプローチ方法になります。

・褒める点
・自社が与えられる内容
・保育課からの紹介

のお話をする中で、複数の日程を提案していきましょう。

次回は、実際に園に足を運んでプレゼンテーションのポイントを
お伝えしていきます。
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