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保育業界成功事例

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

オープンで53名集めた民間学童(2)

掲載日:2015年6月15日

みなさん、こんにちは。
船井総研の服部雄太です。


前回に引き続き、オープンで53名集めた民間学童の取り組みを
お伝えしていきます。

歴史・ブランド力が地域においても圧倒的な知名度がありますが、
民間学童の三種の神器である
・預かり時間
・教育内容
・送迎サービス
の2つ目の「教育内容」のバラエティ(量)と専門性が高くなっています。

足を踏み入れるキッカケは、
塾のブランド力でしたが、契約の動機となった要因は、
"バラエティのある習い事をワンストップで習える"点でした。

所得性の高い立地にある民間学童においては、
特に、子どもに様々な習い事を習わせてあげたいというニーズを
持っており、保護者が選んだ感覚は、

1に、教育がたくさん受けられて、きっとわが子がいい体験ができる。
次いで、預かりもやってくれるし、いいよね~

とまず教育性があってからこそ受け入れられています。


預かり時間、振替対応、延長対応、昼夜食提供など保育サービスを
付加しても、このような民間学童とは対等することができません。


民間学童を運営していくには、
同一商圏で同じような内容をやっている学童ではなく、
他社とは異なる独自性・特長を持つ必要があります。

今回の学童においては、
それがFCなども含めた専門性の高いプログラム数の付加だったのです。

その中身は、
「花まる学習会」により、思考の壁を乗り越える算数脳
「パズル道場」により、遊びながら頭脳を鍛える
「理科実験」により、集中力・暗記力・判断力・創造力
「大自然塾」により、生きる力を育てる
「英会話」により、本格的な英語を学ばせたい
「珠算」により、集中力・暗記力・判断力・創造力
「書道」により、書く喜び・日本語の豊かさ
を学ぶことを打ち出しており、

上記のプログラムを会員以外も参加できる体験会が随時設定されています。


いかがでしたでしょうか?

自社と他社を比較して、私たちの民間学童の特長・独自性をどこに出すかを
プログラムの導入により実現することができます。

ただ、プログラムを何でもかんでも入れればよいという訳ではありません。

7つのプログラムを束ねるコンセプト、教育の狙いがあるからこそ、
保護者は共感と期待を持ち、入園させるのです。

次回は、コンセプト作りをお伝えしていきます。
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