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異業種の成功事例・トレンドから学ぶ保育経営

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

学習塾業界の口コミ発生法(1)

掲載日:2015年5月31日

みなさん、こんにちは。
船井総研の服部雄太です。

今回は学習塾業界の生徒募集について
ご紹介します。

学習塾の主な販促手法は、

①フリーペーパー
②チラシ
③ホームページ
④口コミ・紹介

の4つがあります。
 
それぞれの顧客獲得単価は、
①CPA20,000円~40,000円の幅
②CPA50,000円~70,000円の幅
③CPA2,500円~20,000円(※PPC広告は考慮しない)
④CPA無料~15,000円

となります。

これまで学習塾は、②の折込チラシをやってきましたが、
新聞購読率の減少の中、現在小・中学生を持つ親は、
新聞を取るのではなく、スマートフォンで情報収集する
世帯の増加と共に、折込チラシに依存する学習塾は
大変苦労しています。

最近では、①や②のポスティングを活用して、
集める学習塾も増えてきており、通塾してもらうための
フロントエンド商品(足がかり商品)を新たに導入している
学習塾も増えてきています。

その中には、習い事である
・英会話
・知育
・そろばん
・書道
・理科実験教室
など付加して、低学年から集める学習塾も
増えてきており、習い事の体験会を導入に
学習塾へ足を運んでもらう工夫をしています。

しかし、顧客獲得単価は、2万円から7万円と地域により、
差が激しいため、自地域に合わせた最も顧客獲得単価
が安い媒体を選定して、販促しています。

最近は、
・塾のポータルサイト登録による問い合わせ促進
・HPのリスティング広告
・口コミ施策
を意識して行っている学習塾も増えてきてきており、
顧客獲得単価が下がってきています。

認可保育所でも今後、いかに入園前に一度園に足を
運んでもらえるか販促力が重要になってきます。

現在、認可保育所でも様々な媒体で、子育て支援事業のクラスを
集めていますが、まずは、

媒体価格/お問い合わせ数

を各媒体ごとにまとめていき、最も効果的な媒体を選定していきましょう。

次回は、顧客獲得単価ゼロを実現する口コミ方法をお伝えしていきます。
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