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明日の認可保育所の経営を考える

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

新制度後の保育士不足時代の処方箋(9)

掲載日:2015年4月27日

みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。


さて、シリーズでお伝えしていますが、まずは基本となる新卒採用
を成功させるノウハウをお伝えしています。


新卒市場の実質数は2万人。


この2万人という数字のうち、多いところでは数百人単位で
採用していますし、毎年1~2名を採用しているところもあります。


この新卒採用で考えなければならない戦略が、

1.採用方針
2.採用条件
3.内部体制の整備
4.母集団形成
5.学校訪問
6.実習
7.合同説明会
8.法人説明会・見学会
9.選考・試験
10.内定・採用

であり、今回は8の法人説明会・見学会についてお伝えします。


最近では多くの企業、法人で個別の説明会、見学会が行われています。


年間数回、数十回と実施されており、そこに合同説明会やフェア、
その他求人票ルート、リクルートサイトから流れてくるわけです。


よって、言い換えれば、この説明会、見学会は、


「クロージングの場」


と言えます。


この説明会では学生の気持ちをしっかりとグリップし、選考に進みたい!と
いう気持ちを醸成させる必要があるのです。


この説明会、見学会でのポイントは、


・実習の時期と重ならないように日程を配慮している
・明確に説明会のプログラムを設定している
・座談会や先輩職員との交流の場を設けている
・トップが参加し、思いを分かりやすく伝えている
・ムービーやプレゼンテーションツールを作っている
・採用試験のご案内をしている

などがあります。


とても大切な場ですので、この場の充実に企業、法人は注力する必要があります。


是非見直してみてください。

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