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明日の認可保育所の経営を考える

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

新制度後の保育士不足時代の処方箋(7)

掲載日:2015年3月30日

みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。


さて、シリーズでお伝えしていますが、まずは基本となる新卒採用
を成功させるノウハウをお伝えしています。


新卒市場の実質数は2万人。


この2万人という数字のうち、多いところでは数百人単位で
採用していますし、毎年1~2名を採用しているところもあります。


この新卒採用で考えなければならない戦略が、

1.採用方針
2.採用条件
3.内部体制の整備
4.母集団形成
5.学校訪問
6.実習
7.合同説明会
8.法人説明会・見学会
9.選考・試験
10.内定・採用

であり、今回は6の実習についてお伝えします。


実習はどの養成校でも行っている当然の仕組みです。


学校側から養成校に依頼をして、受入を行うわけですが、
この実習生から入職・入社する割合は非常に高いのです。


また、もう一つ大切なのが、


「実習生の口コミの威力」


です。


実習での評価が学校内で伝播します。

もちろん良い伝播と悪い伝播があります。



ですから、やはり実習生の受入体制やフォローアップ体制は
非常に重要となります。


実習のポイントは以下のとおりです。


・実習生の受入を毎年行っている
・実習生を毎年5人以上受け入れている
・実習生に対して専任の教育担当職員を設定している
・実習終了後に実習を労う取り組みを行っている
・実習後も定期的なコンタクトを取っている


これらを是非確認いただき、実践してみてください。
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