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施設の業績を向上させたい

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

認可保育所運営へのチャレンジ(8)

掲載日:2015年3月 2日

みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。


前回の続きですが、これまで認可保育所を運営したことが
ない企業様が公募で事業者に選ばれるためには、


1.提案書でその信頼を勝ち得る
2.既に運営している園の実績で信頼を勝ち得る


という2点が非常に重要となります。


そこで、提案書では重要になるのが、

1.安全性を担保するための根拠
2.乳児保育・幼児保育のノウハウ
3.人材確保の根拠(特に施設長)
4.好立地・自治体が求めているエリア・立地での開園

の4つの視点です。

今回は4についての特に物件探しの方法についてお伝えします。


大きく分類して、物件探しをする際には、

・不動産仲介会社
・デベロッパー
・ビルダー(ゼネコン、工務店)

の3つと協力関係を結ぶ必要があります。


多くの企業様は不動産仲介会社と連携していることでしょう。


しかし、これまでの私の経験ですと、都心部のような競争エリアに
なればなるほど不動産仲介会社が持ってくる物件は多くの企業が
既に唾をつけているケースが多いものです。


時々地元の不動産会社が「隠れ物件」のようなものを持っていますが、
それが保育園の条件を満たすかといえば、ハードルは高いわけです。


ですから、不動産仲介会社に依存せず、デベロッパー、工務店
とも連携することが重要になります。


これらの企業は土地活用や、新築マンション、新築ビルの案件を
豊富に持っています。


要するに「ゼロの状態から入り込む」


ということですね。


これは保育業界の大手企業は非常に上手にやっています。

しかし、決して大手企業だから出来る業でもありません。


私が主催する新時代保育経営研究会でも零細企業のある企業様が
上場会社のビルダーからそのような案件を引っ張ってきました。


不動産仲介会社、デベロッパー、ビルダーを上手く活用してみてください。
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