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明日の認可保育所の経営を考える

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

新制度後の保育士不足時代の処方箋(4)

掲載日:2015年2月16日

みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。


さて、前回もお伝えしましたが、新卒市場の実質数は2万人。


この2万人という数字のうち、多いところでは数百人単位で
採用していますし、毎年1~2名を採用しているところもあります。


この新卒採用で考えなければならない戦略が、

1.採用方針
2.採用条件
3.内部体制の整備
4.母集団形成
5.学校訪問
6.実習・インターン
7.合同説明会
8.法人説明会・見学会
9.選考・試験
10.内定・採用

であり、今回は内部体制の整備についてお伝えします。


内部体制とは、採用活動の質を高め、効率化するために整備しなければならない
体制のことを指します。

例えば、


・毎年新卒採用の予算組みをしている
・新卒採用の担当者がいる(他の業務と兼任でも構わない)
・毎年採用予定人数を設定している
・採用の業務フロー(採用スタートから内定・フォローまでの道筋の整理)を作成している
・年間採用スケジュールを作成している
・採用計画に基づいた行動ができている
・毎年学生名簿の管理を行い、それに基づいたアプローチを行っている


といった項目が挙げられます。


場当たり的な採用活動をしている法人が非常に多い中で、是非内部体制を
整えて採用活動を行って頂ければと思います。
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