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明日の認可保育所の経営を考える

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

新制度後の保育士不足時代の処方箋(2)

掲載日:2015年1月17日

みなさん、こんにちは。 船井総研の大嶽です。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 さて、前回もお伝えしましたが、今保育士の採用市場を 分類しますと、 1.新卒採用市場 2.転職市場 3.新規中途市場 4.潜在市場 の4つに分けることが出来ます。 今回は1の新卒採用市場に目を向けたいと思います。 新卒市場の実質数は2万人。 この2万人という数字のうち、多いところでは数百人単位で 採用していますし、毎年1~2名を採用しているところもあります。 では、この新卒採用で考えなければならない戦略をお伝えします。 それが、 1.採用方針 2.採用条件 3.内部体制の整備 4.母集団形成 5.学校訪問 6.実習・インターン 7.合同説明会 8.法人説明会・見学会 9.選考・試験 10.内定・採用 という10個の項目です。 まずは採用方針です。 この採用方針でポイントになるのが、 ・園や法人が求める理念や行動指針を明確に持っている ・園や法人が求める理念や行動指針をクレドやパンフレットなどのツールに落とし込み見える化している ・採用したい人材像と既存の新卒職員の気質にギャップがない(採用したい人材が採れている) という3つの点です。 何をするにしてもまず全体の方針を固めることが最優先です。 それがなければ採用どころか、結果的には離職率の低下にも繋がります。 まずはこの点をチェックしてみてください。
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