保育経営ナビ » 保育経営の基本を知りたい » 主任保育士が育つ仕組み(最終回)

保育経営の基本を知りたい

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

主任保育士が育つ仕組み(最終回)

掲載日:2014年9月16日

みなさん、こんにちは!
船井総合研究所の伊藤です。

前回に引き続き、主任保育士の育て方を
最終回をお伝えしていきます。

これまで、新人保育士から主任保育士までの
成長プランの3年目までお伝えしてきました。

最終回は、これから3年間働き続けてくれている
信頼をおける保育士のために新たなキャリアを描き、
環境を与える機会の提供について考えていきます。


前回は、「主体性」を育むために、新人保育士の
教育担当者として、新人保育士が

「もっとこうすれば良くなる」

という点を指摘していき、改善の指導することで
人一倍積極的に関わる意識が生まれてくると
お伝えしました。

主任保育士を育てるためにも
小さなプロジェクトの責任者として、
実際にリーダーシップを図る機会を提供していきます。


もちろん、現在の主任保育士がサポート役として入り、
同様に育成してきた主体的なメンバーや後輩保育士などで
チームを組みます。

全国の認可保育所の事例を見てみると、

・親子子育て教室の講師
・季節イベント企画の責任者
・外部ボランティアへの参加
・園内研修での司会進行

など、保護者や園児、職員の前に立ち、その場をリードする
機会を与えていきます。


主体性が生まれた保育士に与えてあげる環境は、

「自分の強みを生かす機会」

であり、自分ひとりではできず、人と協力して進めていく
必要がある行事などの責任者となることです。

もちろん、「責任が重たく、あまりやりたくない」
という保育士も存在するかと思いますが、その場合には、
現在の主任保育士にリーダーとしての役割を担ってもらい、
実行部隊としての経験を積ませてあげることを優先します。


これまで4回に渡り、主任保育士育成をお伝えしてきましたが
人材育成のポイントは

「未知と既知を結びつけることで自信(できる)を育てる」

そして、自信(できる)が高まれば、“やりたい”という
意欲が沸き、主体性が生まれてきます。


未知の体験には、先輩がサポート役として入り、
「どうやったらできるのか」を説明と実行する姿、
実際にやらせてみることで既知にすることができます。


未知<既知

となった時に人は、自信を持って物事に取り組むことができ、
自身がコントロールできる領域(コントロールできない領域が少なくなる)
が広まり、人前でも積極的に行動することができます。

ぜひ、保育士育成する時には、
保育士の自己評価や面談を通じて、

・できるようになった点(can)
・今後、チャレンジしていきたい点(want)

を定期的に実施して、気持ち(why)を聴く機会をしっかりと
作ってください。

結果、保護者や園児、職員間の満足は向上していきます。
カテゴリ:
タグ:
保育園・保育所・託児所の開園・開業 保育士の求人採用 保育経営セミナーのお知らせ
保育園児募集無料ツール 保育園経営コンサルティング 保育園M&A
保育経営ナビにお問合わせ