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保育経営の基本を知りたい

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

主任保育士が育つ仕組み(2)

掲載日:2014年8月19日

みなさん、こんにちは!
船井総合研究所の伊藤です。


前回は、1年目の保育士を育成する
ポイントについてお伝えしました。

今回は、主任保育士の育て方の第二段!!
として2年目の保育士育成をお伝えします。

若手保育士の育成ステップを
お伝えしていきます。

(1)他人から育てられる(1年目)
(2)自ら育つ(1年目途中から2年目)

の自発的な行動へ移っていく移行時期の
かかわり方は、

前回、ご紹介しました

園長からは「いい点を褒められ」
育成担当からは「褒めるために叱る(アドバイス)」
の役割を変えて、「褒める」と「叱る」を繰り返す中で
仕事内容を改善していきます。

により、任せることができる業務可能領域が拡がり
を見せてくるかと思われます。

その際に、
「あなたは○○ができようになったね」
と箇条書きで“できることリスト”を作り、
1年目の保育士の自信・自尊心を
はぐくんでいきます。

この“できることリスト”の中から仕事を任せていく
ことが2年目の育成期となり、可能であれば、
1年目の保育士と共に進めてもらえる環境
つくることが大切です。

なぜならば、人は教えることで学ぶからです。

2年目の保育士にとっては、
・1年目にやったことの振り返り
・これからやるべき改善
を後輩保育士と進めていく中で
考え、人に教える中で主体的な行動
が取れ始めます。

まずは、1年目にインプットしてきた内容を
発表や実行する機会であるアウトプットする場
を月に一度など定期的に与えていくことです。

次回は、「自ら育つ」ために人が育つ仕組みを
持っている認可保育所の事例を踏まえて、
さらに、自発的な行動を取れる保育士を
育てるための先輩保育士のかかわり方について
お送りします。




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