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明日の認可保育所の経営を考える

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

こども園になる?ならない?(3)

掲載日:2014年3月31日

2014年2月、増版が決定いたしました!

保育関係者の方々、これから保育事業に参入したいと
考えている方には必ずしや参考になるかと思います。
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みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。

さて、前回から今後の施設類型についてお伝えしています。

認可保育所にとっての新制度後の選択肢は、

・幼保連携型認定こども園
・保育所型認定こども園
・認可保育所のまま
・小規模保育へ縮小

の主に4つとなります。

今回から、この4つの類型に対して、

・メリット
・デメリット、リスク

をお伝えしていきます。

まずは、「幼保連携型認定こども園」です。

これは、今後新制度の中核施設になりますから、
国としても推進を図る方向性です。

しかし、認可保育所から幼保連携型認定こども園に移行しようとすれば、
認可幼稚園としての基準を満たさなければなりません。


もちろん、1号子どもの受け入れ、学校教育法の教育等も考慮しなければなりません。

さらに、法定代理受領として直接契約の対象にもなります。

今皆様が認可保育所を運営している状態よりもやるべきことが増えるのです。

よって、私は認可保育所から幼保連携型認定こども園になる数はそう増えないと予測しています。


しかし、今後はこの幼保連携型認定こども園が中核施設になることから、
保護者の意識はこの施設に対して高まってきます。


幼稚園からの移行は増えるでしょうから、
その時にこの幼稚園と保育所の機能を合わせた施設に
認可保育所が太刀打ちできるのか、、、


ここの見極めがとても重要になりそうです。


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