みなさん、こんにちは！
船井総合研究所の伊藤です。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今回は学習塾が学童に参入した事例をお伝えします。

こちらの学童は平均保育単価が12万円、
40名の定員です。

小学校低学年を対象としていますが、
4年生以降も引き続き預かることのできる体制を整えています。

こちらの学童が成功している理由は

保護者の不安要素を事前に払拭している

ということです。

特に継続することの効果を伝えられていることが
こちらの学童の成功要因となっています。

たとえば英語であれば、
プリスクールに幼少期に通わせたとしても、
小学生で公立の小学校に通わせると英語力は元に戻ってしまう、
等を懸念する保護者の方もいらっしゃいます。
学童も同様、
結局その後はどうなるの？
と不安を抱えている保護者も多く存在します。

そこで、その懸念点を事前に払拭する施策をとっているのです。

説明時に預かりだけでなく、

・今から通うことで英語耳が身につく
・英語に対する抵抗がない
・楽しく英語を学ぶことができる

ということを伝えるのはもちろんのこと、

・継続することで得られる価値
・継続可能なカリキュラムや人事体制

を聞かれる前に説明することで
保護者の不安を払拭し、
信頼を勝ち得て入園に至っているようです。

保護者が何を求めているのかを把握し、
それを事前に伝えることができるか
が他の学童との差別化になっています。

船井総合研究所　伊藤沙穂理