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保育事業を立ち上げたい

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

差別化の8要素で開業を考える(5)

掲載日:2013年12月17日

私の著書が出版されました。
保育関係者の方々、これから保育事業に参入したいと
考えている方には必ずしや参考になるかと思います。
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みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。


さて、前回からシリーズで船井総研の経営ノウハウでもある、


「差別化の8要素」

で保育園開業を分析しています。

この差別化の8要素とは、

1.立地
2.売場面積(施設規模・定員数)
3.ブランド・ロイヤリティ
4.商品力(教育性・安全性・利便性・品揃え・独自性)
5.価格
6.接客力(人材力)
7.販促力(園児募集力)
8.固定客化力(継続性)


ですが、今回は4の商品力について考えてみます。


どんな事業も商売もこの4で差別化できなければ成立しません。


例えば、ラーメン屋の場合、どんなに店内が汚くて、
狭くて、接客が悪くて全く販促をしていなくても
行列が出来ている店があります。


それは「美味しいから」です。


つまり、ラーメン屋にとっての商品力は、「味や美味しさ」なのです。


これは保育も同様です。


保育の商品価値は、

1.教育性
2.利便性
3.安全性

です。

この中で差別化して優位性を保てる要素を探すのです。


特に認可外保育所での新規参入の場合は、
教育性が問われます。
分かりやすい教育が必要になるのです。

教育性とは、

「専門性×品揃え」

です。


英語ならば英語の専門性を打ち出し、
かつそれ以外の教育についても品揃えする。


この原理原則を間違わなければ新規参入しても成功確率は上がるのです。

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