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異業種の成功事例・トレンドから学ぶ保育経営

    • ライター名:伊藤 沙穂理
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

コメダ珈琲から学ぶ

掲載日:2013年10月 2日

こんにちは、
船井総合研究所の伊藤です。


今回はコメダ珈琲から学びたいと思います。


コメダ珈琲は愛知県発祥の「朝食文化」で差別化をはかった
いまや全国チェーンになりつつある喫茶店です。


珈琲1杯の値段は400円と
セルフカフェチェーンと比較をすると若干高い価格設定です。

しかし、この値段で朝は卵とパンがつきます。

喫茶店激戦区であったこの地域では
このような取組が珍しくはないのですが、
現在は500店舗弱を愛知県を中心に展開しています。


最近は様々な地域でこのコメダ珈琲を見るようになりましたが、
オーナーさんにお話を聞いてみると、
「はじめはこの地域でやっていけないと言われた」といわれている地域が少なくないようです。
それでもその地域でやりたいと思い、
始める方も少なくないとのこと。


コメダ珈琲は駐車場の作り方一つにもこだわっているため
駐車場・店内ともに導線に非常にこだわっています


お客様としては、
通りやすく停めやすく、入りやすく歩きやすい環境が
実は1店舗1店舗つくられているのです。


そんなコメダコーヒーですが
今回お伝えしたいのは、
フランチャイズとして仕組みが他と差別化できていることです。

フランチャイズの仕組みで多いのは
ロイヤリティが売上に連動している仕組みですが、
コメダ珈琲の場合は席数に連動している、
ということです。

そのため、ロイヤリティの変動がなく、
常に一定
となります。
その分各オーナーは集客を頑張るのです。

細かなマニュアルもないため、
オーナー自身の裁量で決められることも多いため
そこも魅力の一つのようです。


いかに早く、
いかにFCとして展開しやすい仕組みで進めていくことができるのか
今後拡大を考えている保育業界の方にとっては
常識にとらわれない仕組みをつくって保育サービスを提供していくことの参考になります。

こちらの保育経営ナビでも再三お伝えしている
院内保育所や事業所内保育所の受託においても
大手ができない保育内容のきめ細かさや
先方の要望に応えられる範囲で応えていくことなどは
地域に根ざした保育を行ってきたからこそできることとして
非常に重要です。


まだ足を運んだことの無い方は
コメダコーヒーへぜひ行ってみてください。

船井総合研究所
伊藤沙穂理

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