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保育業界成功事例

    • ライター名:伊藤 沙穂理
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

幼稚園の園児募集2

掲載日:2013年10月 2日

みなさん、こんにちは!
船井総合研究所の伊藤です。

今回は前回に引き続き幼稚園の園児募集についてお伝えします。


地域差はありますが、
幼稚園の園児募集がそろそろ終わりを迎えようとしています。

この園児募集の結果が出ると
次の年の対策を練り、
すぐに来年度の園児募集に向けた計画に入ります。

1年間、9~11月の願書提出の日のために
様々な施策を行っているのです。


前回お伝えした未就園児教室もその一つであり
最大で0歳から関わることができます


もちろん、0歳からずっと預ける、ということは基本的にできませんが
はじめての出産で心細いお母さんや
その他子育て中のお母さん方のコミュニティとなっています。


仮に0歳から未就園児教室に通った場合
その後も継続的にその幼稚園に通う確立は非常に高く、
「0歳からの囲い込み」が可能となるのです。


未就園児教室にいる人数と
募集人数の割合をみて
その年のある程度の一般募集人数を把握することができるため
この未就園児教室を肥やすことができれば
園児募集に四苦八苦することがなくなるのです。


ただ、これも教室や園庭をただ開放すれば良いのではなく、
きちんとスケジュールを組んだ上で行っていったほうが
より継続率は高まります。


保護者に
「自分の子どもがこんなことができるようになった」
という成長の実感をさせることで、
今後の成長に対する期待が高まり
そこへの入園を決めてもらう
のです。


毎年子どもの数は減る一方で共働き世帯が増え、
幼稚園へ預ける家庭の数は減少しています。


その中で勝ち残って選ばれ続けるためには
その園の特徴を保護者に伝え、感じてもらい、
子どもの成長を実感してもらうことが必要になります。


同じ子どもの業界ですが
幼稚園から学ぶことは非常に多いのです。


船井総合研究所 伊藤沙穂理

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