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保育業界成功事例

    • ライター名:伊藤 沙穂理
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

食で差別化を図るプリスクール【大阪Iプリスクール】

掲載日:2013年8月12日

みなさん、こんにちは!
船井総合研究所の伊藤です。


今回は大阪にある「食」で差別化を図るプリスクールをご紹介します。

こちらの園は、定員30名に対し
常時10名以上のウェイティングがいます。


その理由は、
・英語教育に特化(ただし、常時英語ではない)
・子どもの発達に応じたカリキュラム
・食育

の3つです。


今回はこの食育についてお伝えします。


震災以降子どもの食に気を遣う親御さんはさらに増え、
自園給食であることを望む声も多くなりました。

しかし、認可外保育園での自園給食は容易ではなく、
冷凍やお弁当のところも多いのが現実です。


私がお手伝いさせていただいているところも
多くはお弁当の宅配をお願いしています。


そんな中、こちらのプリスクールでは
自園給食を行い、園で「食育」を行っていることを強みとしています。


プリスクールのため
食育を日本語と英語の2パターンでおこないます。


内容は難しくはないのですが、
なぜ食が大切なのか、
日本として誇れる産物はどのようなものがあるのかを
日々伝えています。


保護者としては食育のカリキュラムに魅力を感じているのではなく
徹底して国産の食材を使用し、
日々園で作ってくれていることが安心感につながっています。


そのため、待機児童が多くても
数あるプリスクールの中から
こちらのプリスクールが選ばれているのです。


他の園やスクールよりも1食あたり単価は高いため
保護者にその分負担していただいていますが
口コミで保護者からまた別の保護者に伝わって
今では常時ウェイティングができている状態です。


もちろん食だけではなく
内容も素晴らしいために人が集まっているのですが、
他との差別化になる要素を取り入れ
自信を持って打ち出していくことが必要です。


参考にしてみてください。


船井総合研究所 伊藤 沙穂理

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