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保育事業を立ち上げたい

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

業種別の参入形態(8)ブライダル業界編

掲載日:2013年6月30日


私の著書が出版されました。
保育関係者の方々、これから保育事業に参入したいと
考えている方には必ずしや参考になるかと思います。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798037648?ie=UTF8&tag=shuwa01-22&linkCode=as2


みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。

さて、今回はブライダル業界の保育事業参入について考えてみます。


以前、私はあるブライダル企業の保育事業立ち上げに
携わったことがあります。

その会社は、ゲストハウスの敷地内に保育園を作り、
地域の子どもたちはもちろん、従業員の子ども、
参列者の一時保育などの機能もつけました。


保育園もスタートからずいぶん子どもたちも集まり、
すぐに認定も取得し、起動にのった経営をしています。

ブライダル業界を簡単にご説明しますと、


・設備産業・装置産業による設備投資負担が大きい
・婚礼数の減少
・単価の低下
・レストラン等の代替企業の参入増
・少子化等のマクロ環境による市場縮小


など、厳しい状況に追いやられている業界です。

上場会社も存在しており、好調な会社もありますが、
ホテルの婚礼部門などについては、
非常に厳しい現状があります。


そんなブライダル企業にとって、スライドマーケティングを考えてみると、


・ターゲットを結婚前ターゲットに設定して結婚相談所などを行う
・レストラン等に特化して別事業展開を行う

などの事業展開を行っているケースもあります。

そこで、顧客スライドの観点に立てば、
既存顧客への次なる提案として、
保育事業は可能性があるのです。


婚活→結婚→出産→子育て・保育


このライフステージ変化をワンストップで解決する会社というイメージです。

これから少しずつ増える業種の一つかもしれません。

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