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保育経営の基本を知りたい

    • ライター名:伊藤 沙穂理
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

保育園にとってのHPとは(6)

掲載日:2013年4月14日

こんにちは、船井総研の伊藤です。

前回はHPで新規の保護者が知りたい情報についてお伝えしましたので
今回は在園児保護者が知りたい情報についてお伝えします。


今、HPに必要なコンテンツは
新規顧客を発掘するためのものに加え
在園児保護者の満足度を向上させるコンテンツが必要です。


要するに、
情報発信型のHPにしなければならないのですが
情報を発信していく相手が二方向いる、ということです。

よくあるHPはこの二方向のどちらかに対象を絞っています。

在園児保護者の満足度が向上しなければ
新規の保護者の満足度が向上しないのです。

では、在園児保護者の満足度を向上させるために必要なコンテンツとは何でしょうか?

保護者は働いている間、保育園にお子さんを預けます。
ほぼ1日、子どもと会話ができない日もあります。

日中子どもがどのように過ごしているかを保護者は知りたいのです。


この保護者ニーズは昔から変わらないのですが、
昔に比べ比較対象の園は増えています。

保護者が「選べる」時代になっている今、
在園児保護者の満足度を向上させるには

目に見えない時間帯に子どもがどのような生活をしているのかを伝えていくことで「子どもの成長」が感じられるため
自然と保護者の満足度は向上し、
そこから口コミが発生していくのです。


そのために何を発信していくことが良いのかは
今までもお伝えしてきましたとおり

園児の顔(様子)を出していく

ということです。


まだ保護者向けに写真を公表していない保育園であれば
ぜひその日その日の保育写真を在園児保護者向けに掲載してあげてください。

今まで見れなかった園の様子を見ることができるため
保護者の満足度は間違いなく向上します。


もし、今すでに保護者向けに写真を公表している保育園であれば
「なぜこういう保育を行っているのか?」
「この保育園を行うことで子どもにとって何が良いのか?」
「成長にどのように寄与するのか?」
など、意味を説明することで
保育園が行っている価値が伝わります。


※くれぐれも写真を掲載する前には
在園児保護者の許可を得るようにしてください。


在園児保護者へと新規保護者へ
二方向の情報発信を一度に行うことができるHPを
活用しないのはもったいないことです。


何度もお伝えしていますが
保育園もマーケティングを考えなければならない時代がやってきています。


認可保育園も、認可外保育園も
今の情報発信の基本はHPです。

ぜひ、後回しにせず作成してください。

作成してみたいが何から作成したら良いか分からない、
今のHPが良いのか悪いのか判断がつかない等
ご質問はs.ito@funaisoken.co.jpまでどうぞ

船井総合研究所 
伊藤沙穂理

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