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保育経営の基本を知りたい

    • ライター名:荒井 香織
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

差別化の8要素 ~規模~

掲載日:2012年4月14日

こんにちは、
船井総研の伊藤です。

前回までは差別化の8要素の立地についてお伝えしましたが
今回は2つ目の規模についてお伝えします。

規模は大きいほうが良い!と、言いたいところですが、あくまでも差別化の重要テーマの一つとしてお考えいただきたいと思います。

なぜ規模が重要かといいますと、規模によってとるべき戦略が異なるためです。
大規模商業施設を想像していただくとわかりやすいですが、広い売り場面積がとれるため、品揃えが豊富になります。
また、駐車台数も確保できるので、商圏はとても広くなります。
商圏が広がることで、より売上を上げることが可能です。

では、小規模の場合はどうしたら良いのか?
専門性の高いお店にする必要があります。
「ここでしか揃えられない」
「ここでしか買えない」
といった、特徴を出していく必要があるのです。

これらを保育園に置き換えると、
大手の戦略をただ真似しただけの品揃え(カリキュラム)では大手に包み込まれてしまう
で、あるならば、
自園の規模を考え、それに見合った戦略が必要である
ということです。

最近では英語教育を軸とした保育園が増えていますが
それも自園の規模に合った戦略がとれているから人が集まるのです。

自園の適正な規模を知り、それに見合った戦略がとれていますか?
ぜひ、考えてみてください。

次回は差別化要素3つ目、ブランド(のれん)についてお話させていただきます。

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