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保育経営の基本を知りたい

    • ライター名:荒井 香織
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

差別化の8要素 ~その1~

掲載日:2012年2月11日

こんにちは!船井総研の伊藤です。

今回は差別化の要素についてお伝えします。

経営を行っていく上で、競合との差別化を行うことは必須項目です。他園と差別化をするためには、どのように行っていくことが良いのかを8要素に分けてお伝えしたいと思います。

<差別化の8要素>
1.立地
2.規模
3.ブランド(のれん)
4.商品力
5.販促力
6.接客力
7.価格力
8.固定化力

上記の順序は重要度を表していて、1~3の要素が特に重要となり、1.に近い要素は戦略的、8.に近づくほど戦術的な項目です。
例えば、立地が競合と比較をして劣っている場合、2.にあたる規模を拡大させ、
規模で劣っている場合は、ブランドで差別化を行い、
ブランドで劣っている場合は、商品力を上げる・・・・というように、競合と差別化を行える要素を積み重ねていく考え方です。

1.の立地から順を追ってご説明しますが、まずは自園の存在を多くの方に知ってもらい、来てもらう考え方を2つお伝えします。
その考え方とは、自力で集めるか立地で集めるか、ということです。
自力で集客を行うためには、外から見て認知してもらえるよう看板を出す、必要だと思ったときにすぐに探してもらえるタウンページ、チラシ・ダイレクトメールなどで告知を行い集客することが必要です。
立地で集客を行うためにはお客様のいる場所に園を出す、保育園を紹介するインターネットサイトに登録する、などです。

自施設では来てもらうための取り組みを、皆が理解して行えていますか?
次回より、差別化の8要素の具体的中身をご紹介していきます。
次回もお楽しみに。

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