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明日の認可保育所の経営を考える

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

今年のキーワード

掲載日:2012年1月16日

みなさまこんにちは。船井総研の大嶽です。
今年もどうぞ保育経営ナビを宜しくお願いいたします。

さて、新年1発目のコラムは、2012年の経営のコツについてです。

さて、経済アナリストの朝倉慶氏、船井幸雄最高顧問、船井総研
小山会長などの意見を集約すると2012年は主に以下の事項を留意
して見ておく必要があるようです。

・イランの核開発
・11月のアメリカ大統領選
・ギリシャ、ポルトガル、アイルランド、イタリア、スペイン、フランスの国債価格
・アメリカの金融緩和、追加融資策の行方
・日本のユーロ支援
・円高
・先物の高騰、インフレ

いずれにしても日本を取り巻く状況は非常に危険が多く存在している
ということです。

日本はデフレで、消費は冷え込むことでしょう。

製造業を中心に輸出中心の企業は円高により、事業を収縮せざるを
得ないと思います。

さらに、税収が減少する中でさらに消費税増税が待ち受けています。
失業者も増えるでしょう。

被災地での失業手当が出なくなった人々のことも無視できません。

企業としては2012年は耐え凌ぐ1年になると考えられます。

さらには2013年、2014年とさらに国際情勢は不安視され、ユーロの崩壊
やアメリカのディフォルトについても徐々に現実味を帯びているように
感じます。

そんな中、我々はどのようにして経営をしていくべきなのか。
以下の3つがポイントになります。

1.空白マーケットの発掘と価値ある独自性の確立
2.一人当たり生産性の向上(価値/価格の最大化)
3.固定客化・ファン化

私が定義する2012年の消費のキーワードは、

「超・厳選消費」

です。

次回からはこれについてご説明していきたいと思います。

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