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保育経営の基本を知りたい

    • ライター名:荒井 香織
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

保育士獲得競争に打ち勝つ~その2~

掲載日:2011年11月12日

みなさん、こんにちは。
船井総研の荒井です。

今回は前回に引き続き、保育士の採用についてお話していきたいと思います。

さて、前回お話した学生の保育園を選ぶポイント3つに関して、立地というのは変更することができません。ですから、対応策としては、求人票や求人サイトに掲載する際に、園の最寄駅からの時間や周辺施設で買い物できる場所・駅の明記などが上げられます。

職場に行くまで、どのくらいの時間がかかり、仕事が始まる前、終わった後に寄れるところがあるかというところを具体的にイメージしていただきます。

続きまして、2つ目の園のコンセプトですが、保育理念や方針の他に、職員の人への想いを記載していくことが大事です。子どもに関しての保育理念や方針は多くの施設が打ち出しているのですが、実際に一緒に働く人たちに対して、トップはどのような考えを持っていて、どのように成長してほしいのか、また何を求めているのか、ということをできるだけ具体的にお伝えしていきます。

単に研修制度などを記載するのではなく、こういったトップの職員に対する想いがあるからこそ、職員に対しての研修教育制度があるということをお伝えしていくのです。

次回はもう少し具体的に施策をお伝えしていきます。
次回もお楽しみに(あらい)。

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