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異業種の成功事例・トレンドから学ぶ保育経営

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

士業の業績アップノウハウから学ぶ

掲載日:2011年2月10日

みなさん、こんにちは。

船井総研の大嶽です。

さて、皆さんは「士業」という言葉をご存知でしょうか?

これは「士」という漢字のつく職業、つまり、

・弁護士
・税理士
・会計士
・司法書士
・社会保険労務士

などがそれです。

船井総研はそれぞれにコンサルタントのスペシャリストがいますが、
業績の好調な事務所とそうでない事務所には共通点があるようです。

それは、

「一点突破と見える化」

です。

一点突破とは、「一番商品」の一点を徹底して強化し、シェアを高める
方法です。

例えば、少し前ならば、武富士の問題を代表とする「債務整理一番化」
や最近ですと、「相続問題一番化」で業績を伸ばしている事務所が多い
ようです。

また、このような士業の業界は、労働集約型ですので、人が商品となります。

その商品が中々見えにくいのが特徴。コンサルタントも同様です。

よって、顧客に伝えていく媒体は徹底して見える化します。

特にHPはこれまで質素で味気なく、中の見えにくいものが多かったそうですが、
船井総研がご支援しているクライアントのHPを見ると、とても明るく、人が多く
露出し、不透明な価格や商品内容も徹底して提示しています。

これが安心感を生み出しているわけですね。

これは保育業界も同様です。

保育園でもベビーシッターでも徹底して一番化と見える化が重要になります。


一番化の原理原則は、

・商圏
・商品
・顧客

で一番になることです。

一番になれる地域を設定するか、一番になれる保育内容や教育内容を設定するか、
一番になれる預かり年齢や保護者の就労形態を作るということです。

そして、それを徹底して訴求し、公開性を高めて見える化する。

これこそが、業績向上の大きなポイントになるのです。

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