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異業種の成功事例・トレンドから学ぶ保育経営

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

ECスタジオから学ぶ

掲載日:2011年1月28日

みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。

さて、今回はリンクアンドモチベーションの社員満足度調査でナンバーワンとなった
ECスタジオから保育経営を考えていきましょう。


ECスタジオの最大の特徴は、

「顧客よりも社員第一主義」

という点です。

そして、その考え方が好業績を生み出しているのです。

そのためには如何にITを駆使して効率化させ、業務負担を減らすかと
いうことを徹底しています。

ECスタジオには電話も無いようです。


一般的には社員よりも顧客という考え方が強いものです。

しかし、この考え方になると、社員は執拗な顧客の要望に疲弊するといいます。

また、社員のモチベーションが結果的に顧客へのサービスレベルを上げるという
考え方も頷けます。

取り組みも様々で、アイフォンを全員分配布したり、年4回10日間の有給を取得さ
せたり、強制的に21時以降は仕事をさせなかったりなど多岐にわたります。


このような考え方は近年非常に増えてきています。
「日本で一番大切にしたい会社」の著者である坂本教授も、これら会社の共通点
として、社員第一主義を唱えております。

私自身もこれからはそのような会社が伸びると思っています。


保育園も、徹底して従業員のことを考える文化を創るべきです。
給与ではなく、特に風土と環境面ですね。

まずは経営者がその意識改革に臨まなければなりません。

「徹底した社員第一主義」

これは今後の保育経営でとても重要な要素になりそうです。

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