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人材を獲得したい

    • ライター名:都築 裕一
    • 会社名:キャリアフィールド株式会社
    • 国内最大級の保育専門の求人サイト「求人情報ナビ+V」を運営。 求人サイトだけでなく、保育学生向けフリーペーパーや就活イベントなど独自の展開で、人材サポート実績は、1,600社4,000施設。

面接のルール…○○○に自信があります

掲載日:2010年9月 2日

前回のコラムで、面接で問うべきは、「行動パターン」だというお話をさせていただきました。では、どのように聴きだしていくのでしょうか?

【パターン1】
私は、コミュニケーションに自信があります。」という学生

面接官:「コミュニケーションに自信があるとおっしゃいましたが、
      それが具体的にわかる出来事を教えてください。」

学生 :「以前ゼミのメンバー間で対立した時、私が仲介役になり、
     妥協点を見つけて、仲直りさせました。」

面接官:「どんな内容で対立したのですか?詳しく教えてください。」

学生 :「ゼミ旅行の方針についてです。」

面接官:「方針とは、どんな方針ですが具体的にお話ししてください。」

学生 :「方針というほどのものではありませんが、旅行の行き先です。」

面接官:「(両行の行き先で喧嘩しただけじゃないか…)」

中略

面接官:「どのように解決したのですか?」

学生 :「先輩など色々な方にアドバイスをもらいみんなと話し合いました。」

面接官:「色々な方とは具体的に教えてください。」

学生 :「ゼミの仲の良い先輩です。」

面接官:「他には?」

学生 :「…」

面接官:「では、みんなとはどんな話をしたのですか?」

学生 :「お互いの意見を一生懸命に聴きました。」

面接官:「一生懸命とは具体的にどんな方法ですか?」

学生 :「主に携帯のメールです。メールの方が気を遣わなくていいので…」

面接官:「…有難うございました。」


これはわかりやすい例ですが、
まず、質問しないと具体的に話ができないようでは、コミュニケーション力があるとは言えません。そして、コミュニケーションに自信のある具体的事例がこの程度では、あまり期待できません。

面接では、具体的に聴いていくと、見えなかったものが見えてきます

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