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保育経営の基本を知りたい

    • ライター名:荒井 香織
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

仮説構築力をつける~その2~

掲載日:2010年4月23日

みなさん、こんにちは。
船井総研の荒井です。

本日は前回に引き続きまして、仮説構築力についてお話したいと思います。

仮説構築を行う際に必要なものに時流適応というものがありますが、そのポイントとしましては、
①好調な施設や話題の施設を定期的、集中的に自分の目で見て体感し、自分なりに感じること
②今までは特に興味のなかった「えっ?」と思うような話題や事象に興味を持って調べてみること
③時代の先を見るのが上手な人をベンチマークして、その人の著書や発言を聞くこと

これらが、時流適応のポイントです。

ですから、新しい話題の保育施設、キッズ関連施設に実際に足を運んでみること、また保育業界に関係のないことでも、驚いたこと、面白いと思ったことはしっかりと調べること、保育業界の先駆者に会ってお話をする、その人の本を読むなどが大事です。

そして、仮説構築力向上の2つ目の方法としましては、成功事例を導入する、という方法があります。
私も成功事例紹介で、様々な保育施設の成功事例をご紹介させていただいておりますが、自施設でも取り入れられることは積極的に導入します。

しかし、大事なことは何でもかんでも取り入れるというのではなく、自園の理念に合うもの、経営者の方の想いを実現できるものを導入するといことです。

そうしなければ、その施設はなんでもかんでもやる一貫性の欠けた施設となってしまいます。
成功事例を導入する際は、ぜひその点に気をつけてくださいね。

では、次回もお楽しみに(あらい)。

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