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人材を獲得したい

    • ライター名:都築 裕一
    • 会社名:キャリアフィールド株式会社
    • 国内最大級の保育専門の求人サイト「求人情報ナビ+V」を運営。 求人サイトだけでなく、保育学生向けフリーペーパーや就活イベントなど独自の展開で、人材サポート実績は、1,600社4,000施設。

ゆとり世代への対応(募集の試行錯誤)

掲載日:2009年11月 2日

ゆとり世代の特徴のひとつに、「情報を表面的に捉える」というものがあります。
つまり優先順位が正しく付けられなかったり、行間が読めないのです。

私の世代では、あまり考えられなかったのですが、面接で、最初から「福利厚生」や「休日」の質問をしてくる学生が増えています。
しっかり働いた人が、会社から与えられる特権である「福利厚生」を当然のように要求してくるのです。この図太さは、ある意味、野武士並ですが、当人たちが図太いと意識していないことに問題があります。質問してはいけない項目ではありませんが、聴き時を間違える(話の優先順位を誤る)と「それしか考えていないのか!」とがっかりしてしまいます。

勤務条件だけを見て、「完全週休2日なので応募しました」
楽しそうな写真を見て、「働きやすそうなので応募しました」
と表面的に捉えてしまうのです。

そのような志望動機が理由でで採用に至らないのであれば、
 「完全週休2日制」の表記を削除
 「仕事へのこだわり(厳しさも含めて)」を記載
などの広告表現もできます。

応募者の母数が確保できなければ、勇気のいる手法ですが、マッチングが悪い場合は、こうした形で対応していくこともひとつかもしれません。

追記
※今の学生がすべてこのような特徴がある訳ではありませんし、自分よりずっと優秀な人材が数多くいるとも思っています。
そのような学生に出合えることを期待して私も「新卒採用」を楽しんでいます。

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