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保育経営の基本を知りたい

    • ライター名:荒井 香織
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

働きやすい環境づくり~その1~

掲載日:2009年10月23日

みなさん、こんにちは。
船井総研の荒井です。

本日は、働きやすい環境づくりというテーマでお話したいと思います。
最近では、保育士という職業が一般的にも安定した職業とみなされるようになり、以前よりも保育士を志望する人たちが増えました。

その一方、保育施設の開設が相次ぎ、求人を行っている多くの施設があるため、「ここがだめだったら辞めて次のところにいこう」と考える方も増えました。
ですから、退職率が増加し、保育業界は人の流動が多いように見なされています。

保育士が辞める原因とは何でしょう?
多くの経営者や保育士にヒアリングした結果、以下のような結果になりました。

1.人間関係
2.結婚、出産
3.体調不良 

が主な要因です。最近では、人間関係によるうつ病なども保育士の間ではよく聞きます。
女性が大半を占める職場だからこそ、特にこの人間関係による退職は多いように感じられます。
そして2つ目の結婚や出産ですが、新卒の多くの保育士は働き始めて3~5年目で結婚もしくは出産というステージに入るようです。そのため、結婚や出産という機会で辞める方が非常に多く、出産して戻ってくるということは少ないそうです。
3つ目ですが、体調不良です。子ども達と一緒に朝から晩まで駆け回る、また中腰の姿勢が多いと、体調を崩してしまう方もいらっしゃいます。

以上が主な要因ですが、みなさんはこれらを解消するための取り組みは行われているでしょうか?
次回以降、働きやすい環境づくりの具体的な取り組みをお話していきたいと思います。

では、また会いましょう(あらい)。

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