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保育事業を立ち上げたい

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

保育事業を始める前に考える事(1)

掲載日:2009年5月25日

みなさん、こんにちは。船井総研の大嶽です。

さて、今回から「保育事業を始める前に考える事」についてご紹介したいと思います。
それは、「新規事業を立ち上げるポイントを知ること」です。これまで私は、保育事業に限らず、多くの新規事業の立ち上げに携わってきました。その中で、新規事業を成功させた企業とそうでない企業では見る視点が違うのです。

まず見なければならないのは、「投資リスク」です。投資リスクとは、初期に投資としてどれくらいかけるのかを指します。
保育事業の場合、一般的に保育所を開設するケースが多いものです。保育所の開設にあたってどのくらいの費用が必要になると思いますか?

実は千差万別です。

私が知る限り、最も費用を掛けずに行った企業様で100万円という企業様がいらっしゃいました。これはマンションの1室で行なったケースなのですが、修繕費用はなく、必要設備・備品だけの準備で済んだのです。

しかし、一般的には大よそ700万円~1000万円程度掛かります。これは不動産保証金、オープン販促・求人費も含めた金額です。異業種の店舗開発と比較すると安価だと思います。この投資リスクを考えて新規事業立ち上げは考えてください。

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