毎度ありがとうございます。船井総合研究所の荒井です。

本日も前回に引き続きまして、神奈川県藤沢市の「保育園キディ」さまのご紹介をしたいと思います。

今回は成功要因の2つ目、他施設との差別化についてお話したいと思います。

「保育園キディ」の取組みの一つにレッジョ・アプローチという教育プログラムがあります。
レッジョ・アプローチとは、イタリアのレッジョ・エミリア市の乳幼児施設で40年にわたり実践されている歴史ある教育アプローチです。
一定の教具やカリキュラムにそって決まったとおりのことを教えるのではなく、子どもと保育士がじっくりとコミュニケーションを取り合いながら、ユニークなカリキュラムを協同で創り出して行くのがこのアプローチの特色です。

キディでは、スタッフをイタリアでの研修に派遣する他、アメリカにおいてレッジョ導入に指導的な役割を果たしたカリフォルニアの先進園も訪問するなど、日本で幼児教育を進める上での参考としています。

独自固有のサービスを持ち、そのサービスをＰＲしていくことで、話題性が出て保護者の目に止まります。
まずは入り口商品として、レッジョ・アプローチをＰＲし認知させ、その後実際施設に来て頂き、施設のソフト面やハード面でお客様を自施設の虜にします。

もちろんレッジョ・アプローチの取組みだけではなく、キディは施設も新しくきれいで、またスタッフにはマナー研修、保育士研修に参加させるなどハード面、ソフト面ともに充実しております。

まずは自施設の独自固有の長所をうまくＰＲし、その後の見学、入園とつなげていくことが大切ですね。