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施設の業績を向上させたい

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

売上を上げる法則(3)

掲載日:2008年10月 7日

みなさん、こんにちは。船井総研の大嶽です。

さて、今回は前回に引き続き、ベビーシッター業が売上を上げる方法の第3弾をお送りします。

それは、「ベビーシッター特有の保護者不安・不信の払拭」です。

ベビーシッター業はご存知の通り、通所の保育園よりも利用者が少ないのですが、何故ならば、
「不安と不信」が存在するからなのです。これは「障壁」という言葉に置き換えられます。

既に会員となっているお客様は少ないのですが、新規客に関しては常々そのような想いを持っています。

ではどんな想いをもっているのでしょうか?

以前アンケートを取った際の主な障壁を整理してみます。

1.価格に対する抵抗感
2.他人を家に入れることへの抵抗感
3.個人保育に対する抵抗感

この3つが非常に多いのです。

では、どのような形でそれらを払拭させていけば良いのでしょうか?


1.価格に対する抵抗感
 →何故高いのかを明確にする
  ・こんなサービスがあるから
  ・こんなこだわりを持っているから

2.他人を家に入れることへの抵抗感
 →シッターへの安心感を持たせる工夫をする
  ・媒体でシッターや社長の顔をたくさん載せる
  ・母親とのコミュニケーション回数を増やす
 
3.個人保育に対する抵抗感
 →個人保育のメリットを打ち出す
  ・愛情の注力の度合い
  ・能力や知識の向上度合い

これらを明確に保護者との接点場所で訴求をしていかねば新規客は増えていきません。

是非ご検討下さい。

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