みなさん。こんにちは。船井総合研究所の大嶽です。

さて、今回の成功事例は「安藤塾株式会社」です。

安藤塾は三重県伊勢市の地域一番企業です。3年前まで広告費ゼロで生徒数１，０００人を集めたという超人気塾です。人気の秘訣は社長の安藤氏の人間性と教育観、そしてカリスマ性にあります。

まだ若い社長ですが、生徒に対する想い、教育に対する想い、親に対する想い、地域に対する思いは頭が下がるほどのものです。

そんな安藤塾は学童保育所も運営しています。

そして、その学童保育所は社長の自宅で行っています。１階を全て学童保育所仕様にして、子ども達に環境を提供しているのです。

そして、そのような想いに共感した学童保育士が働いているため、その方々の人間性も非常に高く、全力で子ども達に接しています。

そこで、一際目を惹いたのが「幸せ貯金ノート」というものです。

子ども達がその日あった「ありがとう」を各人のノートに思った分だけ書き込むのです。

しかし、それをするだけで、施設には非常に前向きで優しい子ども達が多いようです。

「先生ありがとう」、「お母さんありがとう」、「友達の○○くんありがとう」

それを続けると自然とありがとうを探すようになり、自然に言えるようになるのでしょうね。

これも、戦略的にそのような取り組みを始めたのではなく、全て社長の思いから来ているところに意義があると思います。

保育という業界特性上、トップの想いが全て繁栄されます。

そして、そのような企業こそ成功するのです。