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施設の業績を向上させたい

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

ベビーシッター派遣業における『商圏設定法』

掲載日:2008年3月13日

みなさんこんにちは。株式会社船井総合研究所の大嶽です。

さて、前回はベビーシッター派遣業は商圏設定を失敗すると経営を圧迫するというお話をさせていただきました。

そして、今回は、その具体的な方法をご説明したいと思います。

その前にこの考え方を必ず覚えておいてください。

売上高=236円×商圏人口×シェア

「これは何??」と思った方で詳しく知りたい方はお問合せ下さい。

以下の手順で行いましょう。

1.自社の売上高を正確に出す
2.現在の商圏人口を出す(既存の入会者で東西南北に最も遠い方を結ぶ)
3.上記の公式に当てはめてシェアを算出する
4.シェアが26%になるように商圏人口を変える。

この結果算出された商圏人口がいわゆる「一次商圏」というものです。

これは、「自社が必ず一番企業にならねばならないエリア」です。そして、これ以上売上高の増加が見込めないエリアでもあります。

次はシェアを11%となるように商圏人口を変えます。当然商圏人口は増えることになります。

これが「二次商圏」です。そして、このエリアがポイントになります。ここでのシェアを高めていくよう心がけてください。

次回は、もう少し踏み込んでいきたいと思います。

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