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保育経営の基本を知りたい

    • ライター名:下田寛之
    • 会社名:株式会社船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

長所伸展法

掲載日:2008年3月 4日

いつも、ご愛読有難うございます、船井総合研究所の下田寛之です。

本日は、船井流経営法を考える上で最も重要なポイントである「長所伸展法」をご紹介したいと思います。

この長所伸展法のベースには、企業も人も必ず自分の使命を果たすために、長所を持っているという考え方があります。そのため、人にしても会社にしてもその長所を活かして生きていくことが、自分の使命を果たすためには、正しい生き方と言えます。言い換えると、欠点を矯正して無理にでもできるようにしなければならない仕事など、この世に存在しないし、やるべきではないと言えます。

この長所伸展法を実践していく上でまず行わなければならないことは、ツイているものや長所を探し出すことです。
1.内部のツイているもの探し
ツクためにはツイているものと付き合えばよい、ということになると、すぐ短絡的に、まず外部のツイているも人や物と付き合うことを考えてしまいます。しかし、自分に「ツキ」がない場合、ツイている外部の人や物とは、同類でないため付き合いにくいし、相手も「ツキ」のない人とはなかなか付き合ってくれません。ツイているものと付き合いたいと思った場合、最も問題になるのはその点です。

このような状況のときには、まず自分の中にある「ツイているもの」と付き合うことにするのがベストです。たとえば全体的に業績が悪いときでも、部単位、一営業所、一品単位であれば、業績が伸びているところは必ずあるものです。そういうところを見つけて、そこに力を入れていくと、後ろ向きであった気持ちが前向きになっていって「ツク」状態になり、全体がプラス方向に進んでいきます。

2.ツイているものを伸ばす
「ツイているものを伸ばす。」これが、即時業績向上法の最も重要なポイントです。よって、一番にすべきことは、ツイているところを発見することなのです。それは、以下の4つの視点から見ると発見できるでしょう。
①伸びているもの
②自信のあるもの
③効率の良いもの
④一番のもの

そして、以上4つの視点から発見したツキや長所こそが企業やそこで働く人々を伸ばしていくために肝要となるのです。

皆様の会社でツイているものや長所は何ですか?

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