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保育経営の基本を知りたい

    • ライター名:下田寛之
    • 会社名:株式会社船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

成功・成長の3条件「プラス発想」

掲載日:2008年2月15日

本日は、成功・成長の3条件の3つ目の条件である『プラス発想』についてお話をしていきたいと思います。

プラス発想とは、「過去に起こったすべてを現在においては、プラスに捉え、現状からさらによくしていこうという発想」のことです。これを別の言葉で「過去オール善」の発想とも言います。
そのような発想のもと、身近に起こるすべてのことは、必要・必然・ベストと捉え、常に感謝の気持ちを忘れずに前向きに日々一生懸命「こと」に対処することが肝要です。
かの有名なジョセフ・マーフィー(心理学者・哲学者)は「思うことは実現する。だから良いことを思うことが重要である」と述べています。この理論は、心の中の潜在意識が持つパワーを上手に活用しようというものであり、その有効性は昨今、特に注目されています。
例えば、「今抱えている問題は簡単なものではない」と感じる人がいるかもしれません。それは、その人がよく勉強をしており、頭がいいからなのかもしれません。
人間は基本的に、勉強すればするほど正しいことを知り、マイナス発想になっていくといいます。しかし、基本的に思い悩むぐらいならば、プラス発想でおもしろくやった方がいいのです。頭の中で、「こだわらない」「好きになる」「ありがとう」といった感謝・肯定の言葉をイメージしてみてください。それだけで気持ちは楽になりますし、思いは叶うといいます。
ただし、プラス発想には「根拠のあるプラス発想」と「根拠のないプラス発想」の2つがあります。前者は現状を正しく認識し、実現可能な大きな夢を持ち、目標達成に対して120%の原因作りを行います。つまり、目標達成までにマイナス発想で周到に準備をし、それからプラス発想をしています。一方後者は、マイナス発想での周到な準備が抜けており、でたらめにできもしない大きな目標を掲げることを言います。準備を十分に行い根拠のあるプラス発想を心がけましょう。

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